刑事ドラマ戦国時代到来。
5点中4点
この刑事マガジンvol.8のラインアップは「相棒」や「東京DOGS」や「外事警察」、佐々木蔵之介主演の「ハンチョウ−神南署安積班ー」、米倉涼子主演の「交渉人」、船越英一郎主演の「その男、副署長」などそれぞれタイプの違う刑事ドラマが並んでいると思います。最近のテレビドラマは恋愛系ドラマが減った分刑事ドラマがほぼ主流となっていますね。「相棒」は主人公の杉下右京警部(水谷豊)の名推理ぶりが見所だと思います。角田課長やトリオ・ザ・捜一、神戸尊警部補(及川充博)、元妻である宮部たまき(益戸育江)、小野田官房室長(岸部一徳)達とのドラマ部分も見所です。ハードボイルドでミステリアスな刑事ドラマだと思います。刑事マガジンに載っているハンチョウのインタビューは桜井刑事役の山口翔悟さんと村雨刑事役の中村俊介さんコンビのインタビューです。ハンチョウも大好きな刑事ドラマです。(私的には)
刑事ドラマ人気に伴って本格的に刑事ドラマ戦国時代到来の予感がします。ところで巻頭の萩原健一さんのインタビューを読んだ感想ですがほとんど「ショーケン」に馴染みのない私は萩原健一という素晴らしい
俳優がいることを知ったのです。(感想になってませんね。)
長年待ち望みながらやっとファン念願の本誌初登場となった稀代のカリスマ・萩原健一(ショーケン)
5点中5点
今号で8号目となった本書であるが、今回の注目すべき点は私自身も待ち望んでいた稀代のカリスマ俳優・ショーケンこと萩原健一氏の本誌初登場による待望のインタビューである。
本誌の性格上、インタビューも『太陽にほえろ!』マカロニ刑事や『傷だらけの天使』木暮修に言及された内容となっている(個人的には、南野陽子や織田裕二との共演で話題を呼んだ異色の刑事ドラマ『あいつがトラブル』〈1989.12.2〜1990.3.24〉や昼間は豆腐屋の店主が夜にはプロの強盗に変身する痛快ハードボイルドドラマ『豆腐屋直次郎の裏の顔』〈1990〜1992〉、実在の事件を描いた名作『誘拐報道』〈1982・伊藤俊也監督〉にも触れてほしかった)。
他にも映画化公開〈2010.2.11〉される人気刑事ドラマ『交渉人』で主役の宇佐木玲子を演じる米倉涼子のインタビューや今や本誌では通例となった『相棒』の新シリーズ〈season8〉の紹介や『鑑識・米沢守の事件簿』で初主演を果たした六角精児氏のインタビューが収録されている(私的には、本作が遺作となった長谷部安春監督〈6.14逝去、享年77歳〉の追悼が組まれているのも嬉しい)。
そして今年で没後20年を迎える伝説の俳優・松田優作〈1989.11.6逝去、享年40歳〉の特集(本誌の性格上、刑事・警察・探偵役を演じた優作作品を振り返る)が組まれている。
毎回楽しみにしている『THE 刑事 ACTORS FILE』のコーナーでは『Gメン’75』〈1975.5.24〜1982.4.3〉でボスの黒木警視正(丹波哲郎)を補佐し、5年以上に渡ってGメンを支え続けた立花警部役の若林豪氏のインタビューは興味深い。
さらにはサプライズゲストとして『特捜最前線』〈1977.4.6〜1987.3.26〉の紅一点で長年に渡って特命課をサポートし続けた高杉幹子婦警役の関谷ますみ氏(現在は女優業を引退し、チョコレート店を経営している)のインタビューは、特捜ファンとしては非常に嬉しい。
最後に『リミット 刑事の現場2』〈7.11〜8.8〉でベテランの老刑事・梅木拳役を熱演した武田鉄矢氏が前回に引き続き登場し、自身で原作・脚本(片山蒼名義)を手掛けられた『刑事物語』や高倉健氏とのエピソードなど本誌のインタビューに楽しそうに応じている雰囲気がよく伝わって大変よかった。