マイケル・アリアスの「こだわり」を知るなら、ぜひブルーレイを!
5点中4点
マイケル・アリアス監督はあまりに日本語が上手いので、日本生まれのアメリカ人かと思ってしまうが、生粋のハリウッド育ちである。それもJ・キャメロンやP・ヴァーホヴェンといった超ド級の監督たちに付いてきたキャリアを持つ。ゆえにワンカットごとのこだわりが凄い。メイキングを観ると分かるが、オールロケで順撮り、という条件のため、首都圏大移動が必要だったり、雨降らしで撮影監督と激論するなど、よほど腰が据わってないと出来ない作業が続く。それにしてもメインは茨城・静岡にしろ、原宿・川崎・横浜・お台場と巡る撮影は大変だっあろうな、と思う。加えて、ロケは1月・2月という極寒期。ラストカットの御前崎も、印象深いシーンの裏のスタッフ大格闘を観ると、より心に残る。他「惑星ソラリス」や「激突」を彷彿とさせるシーンにニヤリとさせされたり、とにかくチャレンジフルな日本映画である。購入するなら、ぜひメイキングを観てほしいので、DVD特別版か本商品になるが、環境が揃っているならば、そんなに価格も変わらないのでブルーレイを選んでほしい。本篇は星3つだが、特典ディスクの充実にプラス1つ。