購入者の評価 (平均評価 : 5点中4.0点)
- 本編にも負けない長篇ドキュメンタリーが凄い。
- 歴史的史実にできるだけ忠実に表現しようという強い意図を感じる作品
- 視点が問題では・・・
- 圧倒的な特典
- ソックリショー
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本編にも負けない長篇ドキュメンタリーが凄い。
5点中4点
ナチスが一枚岩でなかったことは昔から言われていたし、ヒトラー暗殺計画のことも知ってはいた。でもこれだけ歴史に忠実な作品を見せられると、自分の知識の浅さに呆然としてしまう。映画ならば「まあフィクションだし」と思えばいいが、本ディスクには115分の傑作ドキュメンタリー「ワルキューレの遺産」も収録されている。2本とも当然HD収録であり、ブルーレイの容量の大きさを上手く利用していて、映画を観るというよりも「歴史の勉強」をしている感覚になる。HDで蘇るカラー映像のヒトラーは、もはや昨日のニュースを観ているような「生々しさ」であり、B・シンガー監督がこだわった「なるだけホンモノの場所での撮影」と相まって、2本の作品が頭の中で錯綜するのだ。もちろん本編は「なぜか」英語であり(笑)、ハナから作り物であるのは明白だが、それでもベントラーブロックでの処刑シーンなどはホンモノの緊張感だった。だって、あれは東京裁判の映画で、処刑シーンを現サンシャイン60隅の処刑場跡で撮るのと同じことだからね。許可したドイツ政府も偉いが、申請した製作者サイドも凄い。T・クルーズは今回、役者として「声を掛けられた」側であるが、それにしても何と挑戦的作品の多い俳優だろう。本作もアカデミー協会からは無視されてしまったが、そろそろオスカーのひとつでも受賞して欲しいなあ・・・。この他、特典映像もテンコ盛りであり、これは本当にお勧めの1枚だ。ナチス=独裁、との認識は誤りではないが、ナチス党自体の支持率は当時もそんなに高くなかったことの裏付けも、本作を観ればよくわかる。星は4つです。
歴史的史実にできるだけ忠実に表現しようという強い意図を感じる作品
5点中4点
映画は2008年12月25日リリース。日本では2009年3月20日リリース。1944年に起きたドイツ国防軍将校によるヒトラー暗殺計画 ワルキューレ作戦と、その指揮を執った実在の将校シュタウフェンベルク大佐を題材にしている。ちなみにヒトラー暗殺計画は、ヒトラーの政権奪取後、単独犯及び組織的なものを含めて少なくとも43回あったらしい。そのなかでも『ワルキューレ』は最も有名だろう。
シンガー監督のこだわりが随所に出た装置の中、歴史的史実にできるだけ忠実に表現しようという強い意図を感じる作品だ。つまり、作品として映画を盛り上げようというよりも、史実を可能な限りそのままに映像化することに注力している。『チエ・ゲバラ』を描いた2つの映画を観たときも同じ気持ちになったが、史実をそのまま映像として観る、というのは決して楽しい、というものではない。ただそこにどうしようもなく堅固なリアリティを感じる。
随所にVFXも使われていて、ヒトラーの住居兼大本営であったベルクホーフ・ハウスやトム・クルーズ演じる主人公の指の失われた左手の再現などは実に見事だ。なお現在、ベルリンの国防省跡に、ベック、シュタウフェンベルク、ヘフテン、オルブリヒト、クイルンハイムら五人の名を刻んだ記念碑が建っていて、彼らが処刑された中庭の跡には、象徴としてブロンズ像が置かれている。
視点が問題では・・・
5点中3点
当時の物を忠実に再現する事に力を注いだのは分かりますが、だから映画が面白なるとは限りません。トム様が爆発を成功させ飛行機で飛び立つまではワクワクしました。しかしそこから相手方の動きを対比して見せてくれないのでサスペンスが感じません。勿体ない出来です。
圧倒的な特典
5点中4点
判り易いサスペンスとして描いた本編。残念ながら史実なので結末は判っているのに面白く見る事が出来ました。
トム・クルーズは相変わらずトム・クルーズ(良くも悪くも・・・)スターゆえに史実よりもスポットライトがあたり過ぎの感も。
特筆したいのは「映像特典」1時間54分にも及ぶ「ドキュメンタリー」には圧倒されました!!しかもHD収録。
ナチス台頭の背景から始まり、レジスタンス抗争史、そして本作の制作までと見ごたえ十分。当事者の親族たちの証言もあり、完全に1本のドキュメンタリー映画のようです。
馴染みの薄い史実だけにこのような特典は大歓迎。blu-rayの大容量あってこそ。
ソックリショー
5点中3点
ドイツ人でない人達が、ドイツ語も話さずに作った映画自体に違和感を感じつつも興味深く観てしまった。ヒトラー、ヒムラー、ゲーリングはソックリショーだと思うぐらい似ている