購入者の評価 (平均評価 : 5点中5.0点)
- 良書
- スペインのサッカー環境が知れる
- 結局全てがそうなんだと
- サッカーコーチング論にとどまらない秀作
- 息子の練習メニューを見学中「こっちのメニューにかえて」と言いたくなりますよ
|
|
良書
5点中5点
なぜ日本は世界にとどかないのか
この一冊でわかると思います
このレビューを書いた日のスポーツニュースでJリーグのキャンプ練習の風景が映ってましたが
どの練習メニューも要素還元論(意味は本書を読んでください)的な練習ばかりで
コーンを並べてジグザグに走ったりとか
スピードをつけるために重いタイヤを引っ張ったりとかetc
確かにその練習も大事なんですけど
それだけでは足りないってこと
とにかく“サッカー”をやらないと上手くなれないということ
日本のサッカー界もそこに気づいてくれれば・・・
あと自分が思ったのは
サッカーだけでなく他のスポーツにも通じるものがあるなと感じました
スペインのサッカー環境が知れる
5点中5点
日本よりもサッカーの深い歴史を持つスペイン。そのスペインで学び、感じたことを伝えてくれる本書は、日本サッカーにとって参考にならないわけがない。また、筆者は筑波大学卒業であり、頭も良い可能性が高く、優れた洞察力を持っていると期待でき、この本の信憑性を高める。 この本を読むと、サッカー強国の一つであるスペインのサッカー環境はやはり日本よりも格段に良いようであることが分かる。 私が一番注目したのは、スペインのサッカーに対する「考え方」だ。スペインでは才能溢れるサッカー選手は、「勝手に育つもの」、つまり才能ありきの考え方が常識であるようだ。私もこの考えには同意見である。 また、スペインの「補欠なんてつまらない」という素直な考え方も気に入った。日本では我慢が美徳であり、補欠でレギュラーのバックアップをすることにも過剰に価値を見出す。部活動やクラブで補欠を経験した人ならば、試合に出られない補欠の存在に疑問を持つ人は多いはずだ。やはりサッカーは試合に出なければ面白くない。試合に出てなんぼだ。その当たり前のことにも気付かせてくれた。 単純に他国文化の違いとしても楽しめる内容である。
結局全てがそうなんだと
5点中5点
この本は,サッカーだけでなく全てのスポーツに共通していると改めて思いました
練習のための練習では,本当に大事なことは体感として残らない
しかも違う意味の体感が残ってしまうというのは感動的でした
ただ,いつもゲームをしていれば良いというわけではなく
なるべく集中できる人数で,ボールに触る回数も増やしてやらなくては
チームレベルの底上げとして必要だと思いました
サッカーを知るためには,ボールに数多く触れること,それは
サッカーというゲームの中で行うことが最も望ましいということ
仕事でもいくら理論を学んでも実践しなければ意味がない
野球が世界(USA)で通用するのは,毎日緊張したゲームを数多くこなしているから?
ひとつ,野球は将棋でサッカーは囲碁だと思う
(駒に限定された動かし方がなく,サッカーは無限な相似)
サッカーコーチング論にとどまらない秀作
5点中5点
「テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 」、正直感動しました。
前出のレビューを参考に著書村松氏のブログを拝見しつつ、著書も読むと、更に理解が深まった(つもり)です。
村松氏の変遷、試行錯誤から、戦術的ピリオダイゼーション理論(あるいはコーチング論)の説明までの流れが、とても分かりやすい、と思いました。幸い(?)に、村松氏著書の2冊である本書を先に読み、先に出版された「バルサ流トレーニングメソッド」を後に読んでいる最中なので、この順序で読めて自分にとって戦術的ピリオダーゼーション理論とは?の理解が先に多少進められたので、良かったな、と思ってます。
オシム氏に関する本で読み取れるオシム流のトレーニング理論と同じ、と理解しております。
ただボールを前にぼんぼん蹴って、追いかけて走る、そんな4種のサッカーでは、日本のサッカーが危ないと思います。サッカー先進国に追いつくには、旧態に留まらず、進化したコーチングが必要である、と痛切に思わされる本です。
息子の練習メニューを見学中「こっちのメニューにかえて」と言いたくなりますよ
5点中5点
サッカー本をはじめて最後まで、わくわくしながら読むことができました。
息子のフットサル教室の練習メニューを見学しているとついつい「この本のこのメニューをやってもらえませんか?」とコーチに言いたくなります。
「サッカーはサッカーをすることで上手になる」という言われてみれば当たり前のことの重要性、が論理的に、また著者の経験ももとに書かれており、非常に納得、同感できました。”サッカー”のところを別の言葉に置き換えてもけっこう通じるのではないでしょうか。自分が今まさに取り組んでいることは、その目的を達成するために本当に有効なやり方なのかどうか、サッカー以外のことにも充分あてはまることなのではないかと、考えさせられました。
サッカーのコーチ本ではありますが、教育に関する本であるともいえます。